臨床工学技士のための工学

国家試験対策、業務の助けになれば幸いです。

試験のための勉強法と記憶について

試験を乗り切るために必要な対策とは?

 

 

私はこれまでの人生で高校受験、大学受験、博士前記過程受験、専門学校受験、臨床工学技士国家試験、博士後期過程受験と計6回受験をしてきました。今までの人生で「記憶力がもっとよかったらいいのに」と何回も思いましたが、これについては科学的にわかっていることがあります。

 

記憶には短期記憶と長期記憶は2種類があります。

 

例えば、だれかに電話番号を聞いたとして、それをメモしたり、スマホに記録しておく暇がないときに、とりあえず覚えておく必要がありますよね。そのように覚えた記録を短期記憶といます。長期記憶は皆さんのご想像のとおり、なかなか忘れない記憶のことです。例えば、自分の名前や生年月日や大好きな友達の名前ですよね。

 

短期記憶には限界があります。ミラーという学者さんは人間が一度に短期記憶として覚えられる数は5個から9個であることを報告しました。5個から9個の中間である「7」個は「マジックナンバー」と呼ばれています。

とはいえ、勉強において、7個覚えては忘れ、また、7個おぼえては忘れ、ということを繰り返すわけにはいけません。この短期記憶を長期記憶に変えるためには、繰り返し、繰り返し思い出す作業が必要になります。これを「リハーサル」を呼びます。

 

 

「彼を知り、己を知らば百戦危うからず」という言葉があるように、まず問題の出題傾向もしくは面接で聞かれる内容を調べた上で、

 

①これまで覚えた内容につながりを持たせる

 

②何度も思い出す動作を繰り返す。

 

を重点的に行うとよいでしょう。

 

そして、最後は「どうしても覚えておきたいのだけど、思い出せるか自信がない」という項目を厳選し、A4の紙にまとめておき、試験直前に確認できるようにしておきましょう。

 

 

PDF版はこちら

 

https://drive.google.com/file/d/1FxfpGepJRvFQlOCFJIKFmHm-feKtmmZm/view?usp=sharing